中学国語作文「作文を書くときのポイント・作文を書く際のルール」

中学国語作文「作文を書くときのポイント・作文を書く際のルール」です。

課題作文を書くときのポイント

➀出題者の意図を正しくつかむ。
課題にふさわしい内容を書く。 出題者が、何について、どんなことを 書かせようとしているのかを考え、課題に沿って書くことが大切。見当はずれの 文章を書かないように注意しよう。

➁書くことをはっきりさせる。
主題となる文を短くメモしてみよう。課題をとらえ書くことを はっきりさせる書く前に、どんなことを書くかを明確にするために、主題を理解してメモしておこう。

➂言葉の使い方を適切に、正しい表記で書く。
間違った言葉づかいや、誤字・脱字に注意する。文字は上手に書けなくても丁寧に書こう。

作文のルール

示されている条件を必ず守る。.条件を守らないと減点の対象になる。

➀字数制限
・「○行以上○行以内」「○字以上○字以内」の場合、必ずその範囲内でおさめる。
・「○字以内で書け」という条件の場合 は、その字数の80%以上は書くようにしよう。「○字程度で書け」という場合は、90％～110%が目安。

➁段落と構成
作文のきまりに従って、段落の最初は一字下げて書く。
「第一段落に体験や事実を、第二段落に意見や感想を書け」という二段落構成の条件が多い。

課題作文例

「国際化が進む社会を生きるうえで大切にしたいこと」につ いて、あなたの学級で意見を発表することになりました。 あなたの考える「国際化が進む社会を生きるうえで大切にしたいこと」を具体 的に取り上げて、意見を発表するための原稿を、注意にしたがって 書きなさい。

1題名は書かずに本文から書き出しなさい。
2取り上げたことがなぜ国際化が進む社会を生きるうえで大切なのか、あなたの考える意見の理由がわかるように書きなさい。
3取り上げたことに対するあなたの考えや意 見が、的確に伝わるように書きなさい。
4原稿用紙の正しい使い方にしたがい、全体を160字以上200以内にまとめなさい。

＜例＞
私が国際化が進む社会を生きるうえで大切にしたいことは、 異なる文化をもつ人々と協調して生きていく態度です。なぜなら、様々な国の人々が暮らす社会では、異なる文化の 中で育った人々が、考え方の違いなどにより衝突することもあ 作ると思うからです。世界には、様々な考え方や伝統があり、どれが正しいということはありません。私は、それぞれの考え方を大事にし、お互いに尊重し合うことが大切だと思います。