高校入試では、面接が課せられる学校もあります。特に、私立や公立高校の「推薦入試」では、面接が行われます。面接対策は、各学校の先生や校長先生をはじめ、各学習塾でも対策をしてくれ、ここでも差は、生まれにくいのが現状です。では、どこで差をつけるのか。「推薦入試は、中学校3年間の結果としてみられるわけです。」ここがポイントです。もちろん、人としての最低限のマナーは、おさえておきたいところです。
面接本番で気をつけること
「自分らしさを失わないこと」、「聞かれる質問に対して、暗記よりも自分の言葉で語ること」などについてふれています。
自分らしさを失わない
もっともいけないのは、面接対策をやりすぎて、あなたらしさ、中学生らしさを失ってしまうこと。
明らかに、対策をしましたぁという人は、面接官にとっては、変な意味でなく面白さに欠くんですね。ですので、緊張しても、ドジをしてまっても、あなたの言葉で語ることが大事です。その方が、よっぽど評価されます。
短所はありのままで大丈夫
短所についての回答に、面接の対策をしてきた学生は、短所でなく、それって長所じゃん!って言い返したくなる発言が多すぎます。変に対策を取りすぎているんですね。そんなのは面接官もお見通しです。
人間完璧な人なんて存在しません。なぜ、短所を聞くかわかりますか?それは、正直な人間か。素直な人間か。を判断するためです。着飾った長所にも聞こえる答え方は逆にマイナスになることもあります。
質問されること(代表的なものの例)
- 受験番号、学校名、校長の先生のお名前(フルネーム)、担任の先生のお名前(フルネーム)
- 志望理由(志望理由書と同じことを自分の言葉でいう)
- あなたの志望理由書や内申書の中から面接官があなたに対して興味をもったことの質問
- 自己PR
- 中学校時代最も頑張ったこと。もしくは、思い出。とその理由
- あなたの長所、短所
- 尊敬する人物とその理由
- 高校でもっとも頑張りたいこと。どんな生活を送りたいか。
- 最近の勉強時間
- 好きな(得意な)科目と嫌いな(苦手な)科目とその理由
- 将来の目標や夢
- 最近気になるニュース
- 専門の科やコースを受験の場合、その科・コースを選んだ理由
- 最近読んだ本の題名と感想
などなど
ちゃんと答えることが大事
わからない場合は、「わかりません」。
ない場合は、「ない」。
などちゃんと言葉で意思表示することが大事です。
ちゃんとコミュニケーションがとれ、素直な子なのかが判断材料です。
それと、内申書に書かれていることと相違がないかを確認するためです。ですので、変に対策を取りすぎて、内申書に書かれている人間性と面接での人間性がかけ離れているとマイナスです。
それでも、推薦入試そのものは、3年間の結果ですので、面接どうこうの問題ではありません。あなたらしく臨めば、面接で落ちることはありません。緊張して当たり前です。言葉で意志表示をしっかりすれば大丈夫。
ちゃんと他人の話も聞くことも忘れずに!
面接本番では
もう1人の自分が、自分を眺めていることを意識してみてください。そして、そのもう1人が、あなたに大丈夫!大丈夫!と声をかけてあげてください。緊張をしていることを認めてあげて、大丈夫って応援してあげるということです。俯瞰した目と言われるものですが、多くの成功者や一流の人たちが、無意識に行っていることです。
では、がんばってください。
おまけ
僕の会社の面接でみること
- 歯がきれいか(白さは、体質にもよるので、きれいに磨けているか)
- 爪がきれいか(健康状態もわかったりします。)
- つま先はそろっているか(無意識の行動のうち、つま先は本音が一番見れます)
- 優しい笑顔の持ち主か(優しい笑顔がある人って、単純にいいですよね。)
- 襟、袖、靴、靴底はきれいか。
- 入退出の印象
必ず6つの聞く質問
- 人生で最も大きな失敗は?
- 運がいい人か?
- 好きな言葉はなんですか?
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