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中1国語「伊曽保物語のテストでよく出る問題」

伊曽保物語アイキャッチ画像 国語
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中1国語「伊曽保物語のテストでよく出る問題」です。『伊曽保物語(いそほものがたり)』は、イソップ寓話をもとにした日本の古典作品で、動物たちの行動を通して教訓を伝える物語です。物語の内容だけでなく、古文特有の表現や言葉の意味を正しく理解することが大切です。

中学国語のテストでは、物語の主題・教訓、登場人物の特徴、重要な古語の意味などがよく出題されます。この記事では、『伊曽保物語』のテスト頻出問題を紹介します。しっかり対策して、高得点を目指しましょう!

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伊曽保物語のテストでよく出る問題

次の文章を読んであとの問いに答えなさい。

鳩と蟻のこと

ある川のほとりに、蟻遊ぶことありけり。にはかに水かさ増さりきて、かの蟻をさそひ流る。浮きぬ沈みぬするところに、鳩こずゑよりこれを見て、「あはれなるありさまかな。」と、こずゑをちと食ひ切つて川の中に落としければ、蟻これに乗つて渚に上がりぬ。かかりけるところに、ある人、竿の先に鳥もちを付けて、かの鳩をささむとす。蟻心に思ふやう、「ただ今の恩を送らむものを。」と思ひ、かの人の足にしつかと食ひつきければ、おびえあがつて、竿をかしこに投げ捨てけり。そのものの色や知る。しかるに、鳩これを悟りて、いづくともなく飛び去りぬ。

そのごとく、人の恩を受けたらむ者は、いかさまにもその報ひをせばやと思ふ志を持つべし。

問1「にはかに」を現代仮名遣いに直しなさい。

問2「あはれなる」の意味を、現代語訳の中から抜き出しなさい。

問3「ただ今の恩」とありますが、どのような恩ですか、簡潔に書きなさい。

問4「そのものの色や知る」とありますが、どんな意味で すか。次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 鳩を捕らえようとしていた人が、自分が蟻にかまれてしまったことの本当の意味を知っていただろうか。
イ 蟻を助けた鳩が、自分を襲った人間がさらに蟻をも襲おうとしていることの意味を知っていただろうか。
ウ 鳩を捕らえようとしていた人が、自分の行いが仕返しとなってかえってきていることを知っていただろうか。
エ 蟻を助けようとした鳩だったが、助けたとたん、蟻が襲いかかってくるこを知っていただろうか。

問5「この話の教訓」を、古文中から抜き出しなさい。

伊曽保物語のテストでよく出る問題の解答

問1 にわかに
問2 かわいそうな
問3 蟻が川でおぼれていたところに、鳩が枝の先を投げ入れて助けてくれた恩
問4 ア
問5 人の恩を受けたらむ者は、いかさまにもその報ひをせばやと思ふ志を持つべし。

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