中1理科の記述問題攻略法|単元別対策で得点アップです。中学1年生の理科では、記述問題が出題されることが多く、しっかりと対策しておくことが大切です。記述問題では、知識をただ暗記するだけでなく、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明できる力が求められます。しかし、どのように書けばよいのか分からず、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
本記事では、中1理科の記述問題を単元別に整理し、得点につながる解答のコツを解説します。ポイントを押さえて、記述問題を自信を持って解けるようにしていきましょう!
【問題】解いておくべき記述問題(中1理科)
<中1理科の生物>
1 顕微鏡で観察するとき、対物レンズをプレパラートから遠ざけながらピントを合わせるのはなぜか。
2 葉にできたデンプンをヨウ素液で調べる前に、葉をあたたかいエタノールにひたすのはなぜか。
3 対照実験とは、どのようにして行う実験か。「条件」 という語句を用いて書きなさい。
4 植物の蒸散量を調べる実験で、植物の枝をさした試験管の水面に少量の油を浮かべるのはなぜか。
5 アジサイの枝を用いて、葉の表側と裏側の蒸散量を調べたところ、葉の裏側からの蒸散量のほうが多かった。 その理由を書きなさい。
6 ホウセンカを真上から見ると、葉は互いに重ならないようについている。このことは,どのような点で都合がよいか。
7 根の先端に根毛があることは、どのような点で役に立っているか。 「表面積」 という語句を用いて書きなさい。
8 コケ植物の仮根は、おもにどのようなはたらきをしているか。
<中1理科の化学>
1 試験管に集めた気体のにおいはどのようにかぐか。
2 液体を熱するとき 液体に沸騰石を入れておくのはなぜか。
3 アンモニアは,上方置換法で集めるのはなぜか。 「水」 「密度」という語句を用いて書きなさい。
4 水上置換法で気体を集めるとき, はじめに出てくる気体は集めずに, しばらくしてから集める。その理由を簡単に答えなさい。
5 次の問いに答えなさい。80°Cの塩化ナトリウムの飽和水溶液を20°Cに冷やしても、ほとんど結晶が出てこない。その理由を「溶解度」という語句を用いて書きなさい。
<中1理科の物理>
1 打ち上げ花火では、花火が開くときの光が見えたあとにその音が聞こえるのはなぜか。
<中1理科の地学>
1 深成岩と火山岩は、マグマがどのように冷えてできるか。マグマの冷える場所と冷え方についてふれて書きなさい。
2 震度とマグニチュードの違いを簡単に書きなさい。
3 泥岩, 砂岩, れき岩をつくっている粒が丸みを帯びているのはなぜか。
4 示準化石となる生物にはどのような特徴があるか。「範囲」「期間」という語句を用いて書きなさい。
【解答】解いておくべき記述問題(中1理科)
<中1理科の生物>
1 対物レンズをプレパラートに近づけながらピントを合わせるとプレパラートをこわすことがあるから。
2 葉の緑色を脱色するため。
3 調べようとすることがら以外の条件を同じにして行う実験。
4 水面からの水の蒸発をふせぐため。
5 気孔の数が、葉の表側よりも裏側のほうが多いから。
6 多くの葉に日光が当たる。
7 根の表面積が大きくなり、効率よく水や水にとけた養分を吸収できる。
8 からだを土や岩に固定するはたらき。
<中1理科の化学>
1 試験管の口を手であおいでかぐ。
2 急に沸騰することをふせぐため (突沸することをふせぐため)。
3 アンモニアは、水にとけやすく、空気よりも密度 が小さいから。
4 はじめに出てきた気体には、実験装置の中の空気が混ざっているから。
5 塩化ナトリウムは温度が、温度が変わっても溶解度がほとんど変わらないため。
<中1理科の物理>
1 音の伝わる速さが、光の速さに比べておそいから。
<中1理科の地学>
1
深成岩…マグマが地下の深いところでゆっくりと冷えて固まってできる。
火山岩…マグマが地表や地表付近で急に冷えて固ってできる。
2 震度は観測地点でのゆれの大きさを表し、マグニチュードは地震の規模を表す。
3 水の流れによって運ばれる間に、角がけずられたため
4 生活していた範囲が広く、生存していた期間が短い。
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