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中学国語「漢文の読み方・ルールのポイント」

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中学国語「漢文の読み方・ルールのポイント」です。

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漢文の読み方

漢文の学習では、漢文の読み方のルールを覚えることが大切です。

漢文の学習に必要な名称ときまり

➀返り点
下の漢字から上の漢字に返って読むときに用いられる符号のこと。レ点や「一・二点」などがある。

例:我登山。
この場合の「レ」は「レ点」といい、下の漢字からすぐ上の漢字に返って読むための記号である。

➁送りがな
漢文には日本語の用言(動詞・形容詞・形容動詞)が持っている活用 がなく、助詞や助動詞の数も少ない。そのため漢文を日本語で読むためにはその不足する部分を補って読むことが必要になる。その補う部 分を「送りがな」といい、漢文の中では、漢字の右下にカタカナで 書くきまりになっている。

例:(漢文)我登 (日本語読み) 我山に登る。

➂書き下し文
漢文を日本語で読む順番に並びかえ、漢字かな交じり文に書き直した文のこと。書き下し文では、送りがなは必ずひらがなで書く。

例:(漢文)我釣  (書き下し文) 我魚を釣る。 訳:私は魚を釣る

「返り点」の用い方

➀レ点
すぐ下の一字の漢字から、すぐ上の一字の漢字に 返って読むことを示す記号。

例:(漢文)就職。 (書き下し文)職に就く。

➁一・二点
二字以上離れた下の漢字から上の漢字に返って読むことを示す記号。

例:(漢文)望山月 (書き下し文) 山月を望む。

漢文の読み方の手順

<ルール>
➀返り点のついていない漢字は、上の漢字から順に下に読んでいく。
➁「レ点」があるときは、すぐ下の一字の漢字から、すぐ上の漢字に返って読む。
➂「一・二点」の「一」のついた漢字があった ら、それをすぐ読み、次に「二」のついた漢字に返って読む。

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