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中3国語「俳句の可能性」要点まとめ・テストでよく出る問題

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中3国語「俳句の可能性」要点まとめ・テストでよく出る問題です。中学3年国語の教科書に登場する「俳句の可能性」は、短い言葉の中に深い意味や情景を込める俳句の魅力や、現代における新たな表現のかたちを考えさせてくれる作品です。この記事では、「俳句の可能性」の要点をわかりやすくまとめ、テストによく出るポイントや問題例も紹介します。俳句の技法や作者の考え方をしっかりとおさえて、定期テスト対策に活かしましょう!

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中3国語「俳句の可能性」要点まとめ

<跳び箱の突き手一瞬冬が来る>
一瞬は跳び箱の突き手の瞬間を指すのに対し、冬は作者が感じ取った、これからの訪れる冬の気配で、長い時間を指す。一瞬と冬という長い時間は本来なら結びつかないけれど、ここでは突き手の瞬間の緊張感が冬へとつながる。

<たんぽぽのぽぽと絮毛(わたげ)のたちにけり>
「ぽぽ」というときの唇の丸い形と声の響きが、たんぽぽの丸い絮毛(わたげ)の軽やかな様子をよく表している。

<分け入っても分け入っても青い山>
「分け入っても」という言葉を繰り返すことによって、一度だけ「分け入っても」というよりもずっと深いところまで山に入り込んでいく印象を与えることができる。

筆者は、俳句で大切なのものは、約束にとらわれるよりも身近なものに関心をもつことであり、そうすれば、特別なことを書こうとしなくてもよい俳句ができるものと考えている。

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「俳句の可能性」テストでよく出る問題

次の俳句を読んで、後の問いに答えなさい。

(A)跳び箱の突き手一瞬冬が来る
(B)たんぽぽのぽぽと絮毛(わたげ)のたちにけり
(C)分け入っても分け入っても青い山

(1)Aの句で、「一瞬」を「冬」という長い時間につなぐとは、どういうことか。次のア~エより適切なものを1つ選びなさい。
ア 一瞬の突き手を、冬と同じくらい長く感じている。
イ 一瞬の突き手の緊張感を、初冬の季節感と重ねている。
ウ 一瞬の突き手の間だけ、冬が訪れたような錯覚を覚えている。
エ 一瞬の突き手が、永遠に続くかのように感じられる。

(2)Bの句について「ぽぽ」という言葉は何を表現していますか。次のア~エより適切なものを1つ選びなさい。
ア たんぽぽの丸い綿毛の軽やかな様子。
イ たんぽぽの丸い綿毛が静かに繰り返し聞こえてくる様子。
ウ たんぽぽの丸い綿毛が温かく、心をほっとさせる様子。
エ たんぽぽの丸い綿毛が強く勢いよく舞う様子。

(3)韻文の特徴として適切なものを、次のア~エの中から1つ選びなさい。
ア 文の内容を正確に伝えることを第一の目的としている。
イ 事実やデータに基づいて、論理的に展開される文章である。
ウ 語や表現を工夫して、リズムや響きを大切にしている。
エ 出来事の順序を時系列にそって詳しく説明している。

(4)Cの句で「分け入つても」という言葉の繰り返しは、どのような効果をもたらしていますか。簡潔に書きなさい。

(5)AからCの句から切れ字を探し、抜き出しなさい。

「俳句の可能性」テストでよく出る問題の解答

(1)イ

(2)ア

(3)ウ

(4)(例)山道をひたすら進んでいくことを表現する効果。

(5)けり

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