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中学地理「時差の計算問題」

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中学地理「時差の計算問題」です。

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時差を計算問題

(1) 東京が1月4日午前11時のとき, ロンドンの時間を求めなさい。
(2) 東京が3月4日午前11時のとき, 西経75度のニューヨークの時間を求めなさい。

時差についてポイント

(1) 時差の基準
時差…ある国の標準時と他の国の標準時の時間の差のこと。
本初子午線…イギリスの首都 (ロンドン)を通る経度 ( 0度)の経線。この線を基準にして,各国は (標準時)を決めている。日本の標準時子午線は東経135度)の経線で(兵庫県明石市) を通っている。
日付変更線…ほぼ180度の経線に沿って引かれており、この線を越えると日付を調整する。※東から西へ越えると日付を1日進ませ、西から東へ越えると日付を1日遅らせる。

(2) 時差の求め方
<手順1>360度÷24時間=15度となり、経度15度で1時間の時差が生じる。経度の差を求める
〔例1〕 東経135度と東経45度の場合 : 135-45=90 【経線の東西が同じときはひき算】
〔例2〕 東経135度と西経45度の場合 : 135+45=180 【経線の東西が異なるときは たし算)】

<手順2>時差を求める=経度の差÷15
〔例1〕 東経135度と東経45度の場合 : 90÷15=6。つまり、6時間の時差がある。
〔例2〕 東経135度と西経45度の場合 : 180÷15=12。つまり、12時間の時差がある。

時差を計算問題の解答・解説

(1) 1月4日午前2時
<手順1>経度の差を求める : 日本の標準時子午線は東経135度。一方、ロンドンの標準時子午線は本初子午線で0度。135-0=135度になる。
<手順2>時差を求める : 135÷15=9。つまり9時間の時差がある。
<手順3>2地点の位置: ロンドンは東京より西にあるので、東京より9時間戻した時刻になる。よって、ロンドンは 1月4日午前2時 となる。

(2) 3月3日午後9時
<手順1>経度の差を求める : 日本の標準時子午線は東経135度。一方、ニューヨークは西経75度。経度の差は 135+75= 210度となる。
<手順2>時差を求める : 210÷15= 14。つまり 14 時間の時差がある。
<手順3>2地点の位置: 必ず日付変更線をまたがないで考える。ニューヨークは東京より西にあるので、東京の時刻より 14時間戻した時間を指す。よって、ニューヨークは、3月3日午後9時となる。

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