中学理科「くらしの中の化学」です。
日常の中の化学
コロイド溶液
コロイド溶液は、透明な水溶液の粒子に比べて、やや大きい粒子がふくまれている液体のこと。そのような大きな粒子をコロイド粒子と言います。そのコロイド粒子は、水の粒子よりは大きいですが、目に見える固体よりずっと小さく、目には見えません。
コロイド溶液を遠心分離機にかけると、ふくまれていた粒子が集まり、水溶液部分と分離することができます。(例)牛乳中の脂肪分や血液中の赤血球など。
<追記>牛乳や血液は、水溶液ではありません。(理由)透明でないため。
放射性同位体
原子には、原子番号が同じでも、放射線を出すものと出さないものがあり、放射線を出すものを放射性同位体といいます。
インク
屋外のポスターが色あせ、無色の物質になるのは、インクに入れてある物質が光によって分解されたからです。
水の沸点
水の沸点は、1013ha(1気圧)の場所では100℃ですが、圧力が低い場所では、沸点は低くなります。
同素体
同素体という物質があり、1種類の原子からなる単体でも、結びつき方によって異なる物質になることがあります。(例)黒鉛、ダイヤモンド、酸素、オゾン
セルロース
ものが燃えるしくみは、紙や木を加熱すると、セルロース(炭素原子、酸素原子、水素原子を含む長い分子)の原子どうしのつながりが切れ、気体の小さな分子ができます。この分子が酸素の分子と反応して燃えます。原子どうしが切れにくい材料は燃えにくいです。
合金
複数の金属を混ぜたものを合金といい、ステンレス合金(鉄+クロム+ニッケル)、青銅(銅+亜鉛+スズ)などがあります。
コメント