中学理科「クルックス管の対策問題」です。
クルックス管の対策問題
図のように蛍光板を入れたクルックス管に高い電圧を加えると、明るく光る線が見えた。次の問いに答えなさい。
(1)図のように、気圧の低い空間を電気が流れる現象を何といいますか、答えなさい。
(2)このときできた明るく光る線を何といいますか、答えなさい。
(3)(2)の線は,何という粒子が飛ぶことでできますか、答えなさい。
(4)(3)の粒子が飛ぶ向きは、「+極→-極」と「-極→+極」のどちらですか、答えなさい。
(5)(3)の粒子は、+と-のどちらの電気をもっていますか、答えなさい。
クルックス管の対策問題の解答・解説
(1)放電(真空放電)
放電は、たまっていた電気が流れ出したり、空気中に電流が流れる現象。
・火花放電…雷のように、空気の中を電流が流れる現象
・真空放電…圧力が小さな空気中に電流が流れる現象
(2)陰極線(電子線)
陰極線は、クルックス管(ガラス管内の空気を真空放電のときよりもぬいた器具)の電極に電圧をかけて電流を流したとき、-極から+極に向かってまっすぐに飛んでくる。極線は電子の流れで、現在では陰極線のことを電子線という。
<電子線の特徴>
- 電子線は、直進する。
- 電子線は、-極から出て+極に向かう。
- 電子線は、電極版の+極側に曲がる。
- 電子線は、磁石によっても曲げられる
(3)電子
電子とは、-の電気をもつ小さな粒。
(4)-極 → +極
金属線に電圧かけると-の電気を持つ電子は、電池の-極から+極の向きに動く。そのため、電流が流れる。電流の向きと電子の向き動く方向は逆になっている。
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