中学歴史「奈良時代の要点まとめ」です。
律令国家の成立
天皇 | 年号 | 出来事 |
斉明 | 658 | 阿倍比羅夫らが東北日本海側遠征 |
660 | 百済滅亡 | |
天智 | 663 | 白村江の戦い |
670 | 庚午年籍の作成 | |
672 | 壬申の乱 | |
天武 | 683 | 富本銭の鋳造 |
684 | 八色の姓の制定 | |
持統 | 689 | 飛鳥浄御原令の施行 |
694 | 藤原京の造営 | |
文武 | 701 | 大宝律令の成立 |
元明 | 708 | 和同開珎の鋳造 |
710 | 平城京に遷都 |
- 白村江の戦い…唐・新羅の水軍に大敗
- 庚午年籍…最初に完備した全国的戸籍
- 壬申の乱…皇位をめぐっての内乱(大海人王子が大友王子に勝利)
- 八色の姓…新しい身分秩序の編成
- 平城京遷都…唐の都長安を模倣。各区画は、条坊で示しました。
律令の制定
- 近江令(668?)…中臣鎌足らが編集
- 飛鳥浄御原令(681?)…689年に施行
- 大宝律令(701)…刑部親王、藤原不比等らが編集。
- 養老律令(718)…藤原不比等が編集
奈良時代の政治
実権・政権担当 | 年号 | 主な出来事 |
藤原不比等 | 708 | 和同開珎を鋳造 |
710 | 平城京に遷都 | |
711 | 蓄銭叙位令 | |
718 | 養老律令の制定 | |
長屋王 | 723 | 三世一身法 |
724 | 多賀城の築城 | |
藤原4兄弟 | 武智麻呂(南)・房前(北)・宇合(式)・麻呂(京) | |
橘諸兄 | 741 | 国分寺建立の詔 |
743 | 墾田永年私財法、大仏造立の詔 | |
藤原仲麻呂 | 752 | 東大寺大仏開眼供養 |
道鏡 | 法王となり、仏教政治を展開 |
奈良時代の重要用語解説
- 三世一身法…未開地を開墾した場合は三世にわたり、既墾地を開墾しなおした場合には本人一代にわたりその保有を認めた。
- 国分寺建立の詔・大仏造立の詔…天皇は、聖武天皇のときで、鑑真は何度も遭難しながらも、日本へ仏教の戒律を伝えました。
- 墾田永年私財法…開墾地の私有を永年にわたって認めました。
- 道鏡…称徳天皇の支持により法王となり、権力を握る。墾田開発を寺院のだけの特権とし、墾田永年私財法を停止。
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