中学歴史「冷戦後の国際社会の要点まとめ」です。
冷戦後の国際社会
- ソ連…ゴルバチョフ政権は、西側陣営との関係を改善。共産党の独裁体制や計画経済を見直しました。ソ連の解体。ロシア連邦やウクライナなどが独立。
- 東ヨーロッパ諸国…1980年代後半から民主化運動。
アメリカのブッシュ大統領とソ連のゴルバチョフ書記長がマルタ島で会談し冷戦の終結を宣言。
国際協調のへ動き
冷戦後、国際協調の動きを強まり、国連の役割が高まりました。
- 主要国首脳会(サミット)…1975年に始まり、毎年開かれる。日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアの首相とEUの委員長が参加。
- ヨーロッパ連合(EU)…ECから発展。東ヨーロッパにも拡大。域内での関税の廃止。共通通貨はユーロ。国境を自由に行き来できます。
- アジア・太平洋地域…アジア太平洋経済協力会議(APEC)が発足し、地域協力を進められています。
相次ぐ地域紛争
地域紛争(旧ユーゴスラビア内戦など)、核兵器などの大量破壊兵器の拡散やテロリズムの発生しています。
- 中東…イラクがクウェートに侵攻した湾岸戦争。2001年に起こった同時多発テロを理由とするアメリカのアフガニスタン攻撃、イラク戦争など、民族・宗教などの違いから紛争が続いています。
- 地域紛争の解決のために…国際の平和維持活動(PKO)の役割と民間の非政府組織(NGO)の活躍しています。
冷戦後の日本
世界平和における国際貢献をしています。1992年、自衛隊国連の平和維持活動でカンボジアに派遣。1996年に、日本は安保条約に基づきアメリカとの協力関係を強化しました、
55年体制の終わり
- 1955年に自由民主党を与党、日本社会党を野党第一党とする体制が始まる(55年体制)。
- 1993年に細川護煕を首相とする非自民連立内閣成立し、55年体制が崩れました。
- 自民党が再び政権の座に。連立政権。2009年に民主党が中心となる連立内閣が成立。
- 現在は、自由民主党と公明党による連立政権となっています。
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