高校入試対策社会「覚えておきたい山・川まとめ問題」日本編です。
覚えておきたい山・川まとめ問題(日本編)
(日本の山地・山脈の白地図問題)
次の地図は、日本の主な山地や山脈・高地などを表しています。地図中の①~⑬にあてはまる名称を答えなさい。
(日本の川の白地図問題)
次の地図は、日本の主な川を表しています。地図中の①~⑧にあてはまる川の名称を答えなさい。
日本の地理的特徴
東日本は、南北。西日本は東西に山地・山脈が連なります。
- 山地・丘陵…環太平洋造山帯に属し、陸地の約4分の3を占める。
- 日本の屋根…本州の中央部、飛騨・木曽・赤石山脈は、日本アルプスと呼ばれる。
- 海岸…砂浜海岸・岩石海岸、リアス式海岸は、海岸線が複雑。
➊海洋
日本は四方の海に囲まれる。
- 日本の近海…太平洋側に日本海溝、東シナ海に大陸棚。
- 海流…暖流の黒潮(日本海流)、対馬海流。寒流の親潮(千島海流)、リマン海流が流れる。
暖流と寒流がぶつかる潮目は、豊かな漁場となる。
➋日本の川・平地
日本の川は、短くて急流。平地は、国土の約4分の1。人口の大部分が集まる。
- 川…流域面積が狭い。日本での最長の川は信濃川。
- 平地と盆地…海に面した平野、山地に囲まれた盆地。
- 扇状地…川が運んできた土砂が堆積してできた扇形の地形。
- 三角州…川が運んできた細かい土砂が河口に堆積。
- 台地…低地より一段高いところに広がる平地。
➌日本の気候
- 日本の大部分は、温帯に属し、四季がはっきりしている。日本の大部分は温帯湿潤気候。
- 季節風(モンスーン)…夏は南東、冬は北西の風が吹く。
- 梅雨…本州以南で6月から7月にかけて雨が多い。
- 台風…熱帯低気圧の一種。秋から夏から秋にかけて発生。
➍気候区分
- 北海道の気候…冷帯の気候。冬の気温が低い。
- 太平洋側の気候…冬に晴天が続く。
- 日本海側の気候…北西の季節の影響で冬に雪が多い。
- 中央高地の気候…高地は冷帯に近い。気温差が大きい。
- 瀬戸内の気候…夏の降水量は少ない。
- 南西諸島の気候…亜熱帯気候。一年中高温多雨。
➎自然災害
地震に伴う津波は大きな被害をもたらす.
- 大地震…ゆれによる家・町の崩壊。津波など。
- 火山の噴火…火山灰・溶岩・火砕流の発生。
- 気象災害…集中豪雨による河川の氾濫、山崩れ。土砂災害や台風による高潮、冷害、干害など
覚えておきたい山・川まとめ問題(日本編)の解答
(日本の山地・山脈の白地図問題の解答・解説)
① 筑紫山地
② 九州山地
九州の重要な電源地帯でもある。林業のほか、シイタケ・茶が特産。
③ 中国山地
北部では雨の少ない瀬戸内式気候で、南部では温暖多雨の太平洋岸式気候となる。
④ 四国山地
⑤ 紀伊山地
吉野スギなどの森林地帯
⑥ 飛騨山脈
⑦ 木曽山脈
⑧ 赤石山脈
⑥⑦⑧の3つ山脈を合わせて、日本アルプス
⑨ 越後山脈
⑩ 出羽山地
⑪ 奥羽山脈
日本最長の山脈である。
⑫ 北上高地
⑬ 北見山地
針葉樹多く、とくにエゾマツ・トドマツの美林が広がることで有名
(日本の川の白地図問題の解説・解答)
① 筑後川
平野部(筑紫平野)では稲作地帯が広がり、米の生産がさかん。山ろく地ではナシ・ブドウなどの果樹栽培がさかん。
② 吉野川
平地部ではダイコン・ナス・スイカなど,山間部ではウメ・ミョウガ・グリーンアスパラなどの栽培がさかん。近年工業団地もつくられ、ゴム・繊維・衣服などを製造。
③ 淀川
琵琶湖を水源とし、大阪平野を流れて大阪湾に注ぐ川。京阪神の上水道・工業用水源として重要。
④ 信濃川
日本最長の川。下流では広大な越後平野があり、全国有数の米作地帯を形成。
⑤ 利根川
流域面積1万6840km2は日本最大。産業開発や都市化が進む首都圏とって重要な河川。
⑥ 最上川
山形盆地・新庄盆地下って、下流に庄内平野をつくる。庄内平野は、米作地帯であり、耕作技術・品種改良などでも指導的な役割。
⑦ 北上川
北上川沿いには盆地や平野が広く、米づくりがさかん。
⑧ 石狩川
流域周辺では、重要な米作地となっている。酪農や畑作もさかん。
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