中1国語「言葉をもつ鳥、シジュウカラ」要点まとめ・テストでよく出る問題です。中学1年の国語教科書・光村図書に掲載されている説明文「言葉をもつ鳥、シジュウカラ」は、動物が“言葉”のような鳴き声を使って情報を伝えるという興味深い内容が扱われています。この記事では、この単元の要点をわかりやすくまとめるとともに、定期テストでよく出るポイントを押さえた練習問題を紹介します。本文の構成や実験の流れ、語句の意味や筆者の考え方などをしっかり理解し、テスト対策に役立てましょう。
「言葉をもつ鳥、シジュウカラ」要点まとめ
<シジュウカラ>
春のおとずれとともに繁殖期
毎朝一つずつ、合計六個から十三個ほどの卵を産む
ヘビ、カラス、猫、イタチ類が卵やひなの天敵
ヘビだけには、「ジャージャー」という鳴き声がある(その他の天敵には「ピーツピ」と鳴く)
「ジャージャー」という鳴き声を検証。
(仮説)「ジャージャー」は、ヘビを意味する「単語」ではないか。
(予想)そうであるなら、ヘビを警戒するしぐさを示すかもしれない。
(検証)十分に主張できるかは疑問
(根拠)ヘビという単語でなく、「地面や巣箱を確認しろ」という命令の可能性が残るから。
(実験)二十センチメートルほどの長さの小枝にひもをつけ、木の幹に沿うようにぶら下げ、スピーカーら「ジャージャー」と鳴き声をながす。
(結果)「ジャージャー」という鳴き声から幹をはうヘビをイメージし、それに似た動きをする小枝をヘビと見間違える。
「言葉をもつ鳥、シジュウカラ」テストでよく出る問題
教科書の本文を読んで、後の問いに答えなさい。
(1)筆者はシジュウカラの鳴き声に注目しました。その理由を簡潔に述べなさい。
(2)次の文が本文の内容と合っているものには○、間違っているものには×をつけなさい。
① シジュウカラはヘビを見ると「ピーツピ」と鳴く。
② ヘビに対する鳴き声「ジャージャー」は言葉のように意味をもつと考えられている。
③ 検証実験で、スピーカーからの鳴き声にシジュウカラが反応しなかった。
(3)以下の語句の意味に最も近いものを選びなさい。
① 天敵
A. 生物を育てる敵 B. 捕食する敵 C. 自然の敵
② 検証
A. 〜を調べて確かめる B. 〜を予想する C. 〜を記録する
「言葉をもつ鳥、シジュウカラ」テストでよく出る問題の解答
(1)例:シジュウカラが天敵によって異なる鳴き声を使い分け、特にヘビに対して「ジャージャー」という鳴き声を使うことから、それが“言葉”として機能している可能性を調べたため。
(2)
①×(「ジャージャー」)
②○
③×(反応した)
(3)① B、② A
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