【中学国語文法】助詞の見分け方&対策問題!高校入試によく出るポイントを解説です。国語文法の中でも「助詞」は、高校入試や定期テストで頻出のテーマです。「てにをは」などの助詞は活用しない付属語ですが、種類や使い方を正しく理解していないと、選択問題や並び替え問題でつまずくことも。
本記事では、助詞の種類や役割をわかりやすく解説し、実際の試験によく出る対策問題を紹介します。問題を解きながら、確実に得点できる力を身につけましょう!
活用しない付属語(助詞)の対策問題(中学国語)
【問1】次の下線部の助詞の意味・用法を後の<選択肢>から一つずつ選び、記号で答えなさい。
1 今こそ、この計画を実行するべきだ。
2 風邪で食欲がなかったので、夕食はおかゆだけにした。
3 暇だったら、テレビでも見て待っていてください。
4 雪が降ってきたけれど、外でサッカーを続けた。
5 目的のお店を探して、行ったり来たりする。
6 「自分勝手なことをするな。」としかられる。
7 偶然知ってしまった秘密を、親友にさえ話せない。
8 美術館に行くには、どのバスに乗ればいいですか。
9 あなたさえよければ、一緒に行きませんか。
10 家から駅まで歩いて十五分くらいかかる。
<選択肢>
ア 仮定の順接 / イ 確定の逆接 / ウ 並立 / エ 類推
オ 程度 / カ 限定 / キ 例示 / ク 強調 / ケ 禁止 / コ 疑問・質問
ア 仮定の順接 / イ 確定の逆接 / ウ 並立 / エ 類推
オ 程度 / カ 限定 / キ 例示 / ク 強調 / ケ 禁止 / コ 疑問・質問
【問2】次の文の下線部の助詞と同じ意味・用法のものを、それぞれ後から一つずつ選び、記号で答えなさい。
【文】父の運転する車で買い物に行った。
ア ボールペンで記入する。
イ 病気で一週間も学校を休んだ。
ウ 駅前で候補者が演説をしていた。
エ 本を読んで感想文を書く。
活用しない付属語(助詞)の対策問題(中学国語)の解答・解説
【問1】
1 ク
2 カ
3 キ
4 イ
5 ウ
6 ケ
7 エ
8 コ
9 ア
10 オ
ウ「並立」は対等の関係で並ぶこと。
エ「類推」は極端な例から一般的なものを推量らせること。
キ「例示」ははっきりと言わずに例として示すこと。
エ「類推」は極端な例から一般的なものを推量らせること。
キ「例示」ははっきりと言わずに例として示すこと。
【問2】
ア
【1】の「で」は、格助詞で、手段を表している
アも格助詞
イ・ウも格助詞だが、いは原因、ウは場所
エは確定の順接の接続助詞
アも格助詞
イ・ウも格助詞だが、いは原因、ウは場所
エは確定の順接の接続助詞
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