中学生「詩のポイントと対策問題」高校入試対応です。今回は、詩についての学習です。練習問題を解きながら、詩についての理解を深めましょう。
詩の対策問題
次の詩を読んで、問いに答えよ。
橋のむこうに
何があるかな
僕も いくつかの橋を
渡ってきました
いつも心をときめかし
小走りに かけて渡りました
あなたがいま渡るのは
輝かしい青春の橋
そして あなたも
小走りに渡るのでしょうか
むこう岸から聞こえる
あの呼び声にひかれて
<問い>
1、この詩は用語・形式のうえから、何とよばれる詩か。
2、この詩に用いられていない表現技法を次からすべて選び、記号で答えなさい。
ア、比喩
イ、対句法
ウ、反復法
エ、体言止め
オ、倒置法
中学国語「詩」の解き方のコツ
詩の問題を解くときは、以下のポイントを意識すると理解しやすくなります。
1. 詩のテーマ(主題)をつかむ
まず、詩全体を読んで「何を伝えようとしているのか」を考えましょう。
自然・人生・感情(喜び・悲しみ) など、テーマが見つかると解きやすくなります。
2. 表現技法をチェックする
テストでは、詩の技法を問われることが多いので、以下のような表現を確認しましょう。
- 比喩(直喩・隠喩):「まるで~のようだ」(直喩)、「~は○○だ」(隠喩)
- 擬人法:物や自然を人のように表現する(例:「風がささやく」)
- 反復法(リフレイン):同じ言葉を繰り返して強調する(例:「いつまでも いつまでも」)
3. 言葉のリズムを意識する
改行の位置や言葉の並び に注目すると、詩の雰囲気やリズムがわかります。
五・七・五調や、四・四・四調など、リズムを感じながら読むと意味がつかみやすくなります。
4. 詩の情景や心情をイメージする
どんな場面が思い浮かぶか?
作者はどんな気持ちでこの詩を書いたのか?
「嬉しい・悲しい・懐かしい」など、詩の感情を読み取ることが大切です。
5. 設問の意図を考える
「詩の特徴」「作者の気持ち」「表現技法の効果」 など、問題のパターンを理解しておきましょう。
記述問題では、詩の言葉を使いながら説明 すると点が取りやすくなります。
詩の対策の解答
1口語自由詩
2イ、ウ
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