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中学社会歴史「文化史の要点まとめと練習問題」高校入試対策

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文化については、必ず入試に出題されます。最近の傾向としては、文化とその文化の時代にあった出来事と連動したカタチで出題されることが多くなりました。文化とその特徴とあわせて、主な出来事を絡めて覚えていきましょう。

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主な文化とその特徴

縄文文化→弥生文化→飛鳥文化→天平文化→国風文化→鎌倉文化→室町文化→桃山文化→南蛮文化→元禄文化→化政文化→明治文化(文明開化)→大正文化→現代文化→日本の伝統文化

縄文文化

縄文土器、土偶、貝塚、磨製石器。狩や採集が中心。竪穴住居に住む。ごみ捨て場を貝塚といいます。土偶は「女性をかたどったものが多いため、多産や豊作を祈ったのではないか」といわれています。さらに、精霊信仰(アニミズム)が浸透し、万物に霊の存在を信じており、呪術の発達がされました。

弥生文化

弥生土器、高床倉庫、鉄器、青銅器。小さな国々ができ、豪族や王が出現。大陸から稲作が伝わり、弥生文化がおこった。弥生時代は、紀元前4世紀ごろ大陸から日本に移り住んだ人々が稲作を伝え、弥生文化がおこった。

飛鳥文化

仏教が、6世紀半ばに伝来し、仏像や経典が百済から朝廷に送られます。日本最初の仏教文化であり、法隆寺の釈迦三尊像(現存する世界最古の木造建築といわれています。)が有名。そのほかには、インドや西アジアなどの文化の影響を受けました。

  • 特徴…仏教の影響、法隆寺
  • 政治…聖徳太子は、推古天皇の摂政で、冠位十二階、十七条憲法を制定し、遣隋使を派遣した人。

天平文化

聖武天皇の天平年間とその前後に栄えた、仏教と唐の影響を受けた国際的な文化です。聖武天皇と光明皇后は、国ごとに国分寺と国分尼寺、都に東大寺を建て、東大寺には大仏を造る。行基が活躍しました。

  • 特徴…国際色豊かな文化、東大寺の正倉院、国分寺と国分尼寺
  • 政治…聖武天皇が律令国家の確立。

国風文化

時代は、平安時代。桓武天皇が、平安京に都を移し、藤原氏が摂関政治を行っていた時代ですね。国風文化は、それまでの唐文化の影響が薄れ、日本独自の風土、生活、感情にあった文化で、貴族中心に栄えました。

  • 政治…藤原道長の摂関政治。藤原氏は、娘を天皇のきさきとして勢力を伸ばし、天皇が幼少のときに摂政となり、成人してからは関白として行う政治。

鎌倉文化

貴族は、朝廷の文化を見直し、武士や民衆の力がのび、親しみのある力強い文化が生まれました。文学では、後鳥羽上皇が編集を命じた「新古今和歌集」、琵琶法師が語り伝えた「平家物語」、兼好法師の「徒然草」があります、

  • 特徴…素朴な武家文化、金剛力士像、軍記物、東大寺南大門
  • 政治…源頼朝、執権政治(北条氏による独占、北条泰時が御成敗式目<武士の法律>を制定)

室町文化

連歌(和歌を使った文芸のひとつ。 和歌の上の句(五・七・五)と、下の句(七・七)を多数の人たちが交互に作り、ひとつの詩になります。)が庶民にも流行。また、観阿弥・世阿弥親子が猿楽を能に発展させます。

  • 特徴…公家と武家の融合、金閣(足利義満)、銀閣(書院造、足利義政)、能(観阿弥、世阿弥)、狂言、水墨画(雪舟)
  • 政治…管領政治、日明貿易(勘合貿易)

桃山文化

桃山文化は、豪華で広大であることが特徴的です。安土城、大阪城などが有名で、高くそびえる天守が特徴。姫路城は、白鷺城ともいわれ、世界遺産となっています。この頃、文化に仏教色がうすれているが、これは、織田信長が、天下統一をはたすため、仏教勢力と対立したため。

  • 特徴…豪華で壮大な文化、姫路城、わび茶(千利休)、障壁画

南蛮文化

ヨーロッパ文化の影響を受け、天文学や医学などの新しい学問や航海術、活版印刷術などの技術が伝わってきました。活版印刷では、聖書や平家物語が印刷されました。

元禄文化

元禄文化は、江戸時代は、5代将軍徳川綱吉の時代のころに栄えた文化となります。

  • 特徴…上方中心の町人文化、俳諧(松尾芭蕉)、脚本(近松門左衛門)、小説(井原西鶴)、浮世絵(菱川師宣)、装飾画(俵屋宗達、尾形光琳)
  • 政治…5代将軍徳川綱吉の生類憐みの令、8代将軍徳川吉宗の享保の改革

化政文化

化政文化は、江戸後期の文化・文政年間を中心に、江戸で栄えた町人文化です。

  • 特徴…江戸中心の町人文化、浮世絵<錦絵>(葛飾北斎、歌川広重)、小説(十返舎一九、滝沢馬琴)、俳諧(与謝蕪村)
  • 政治…田沼政治、松平定信の寛政の改革、水野忠邦の天保の改革

明治文化(文明開化)

文明開化として、欧米文化が取り入れたことが特徴です。れんが造りの建物、ランプ、ガス、洋服、太陽暦の採用などがあげられます。このころ、キリスト教は黙認され、活版印刷が普及していきます。

大正文化

教育においては、中等、高等教育が普及。自由教育の運動も起こりました。大衆文化というのも特徴的で、新聞、週刊誌、活動写真、ラジオ放送も普及していきます。

現代文化

戦後、新聞、雑誌が多数創刊されます。映画、ラジオが最盛期を迎え、特に、黒澤明監督などは世界的にも評価されました。

日本の伝統文化

日本人自身の日本の伝統文化についての見直しも見られ、それを地域創生、地域活性に生かす動きも盛んです。

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文化の対策問題1

【問1】(   )に適語を入れよ。
江戸前期、京都や大阪など上方を中心に、町人の間で栄えた文化を(1     )という。浮世草子などの小説で、町人の生活や考えを生き生きと描いた(2      )、「曽根崎心中」など、義理と人情に生きる町人の悲劇を浄瑠璃や歌舞伎に描いた(3       )、紀行文「奥の細道」など俳諧を芸術として大成した(4     )などが有名。

【問2】(   )に適語と入れよ。
江戸後期の文化・文政年間を中心に、江戸で栄えた町人文化を(1     )という。農民の素朴な気持ちを俳諧によんだ俳人の(2      )、こっけい本の「東海道中膝栗毛」を著した(3      )、「南総里見八犬伝」などの長編小説を著した(4     )、風景画「富嶽三十六景」の(5      )、「東海道五十三次」の(6     )などの浮世絵画家が有名です。学問では江戸後期、(7      )が「古事記」を研究し、のちの尊王論や幕府批判思想の元となった国学を大成した。オランダ語を通して西洋の学問や技術、文化を研究する学問を(8    )という。前野良沢や杉田玄白らが、オランダ語の人体解剖書を翻訳して(9    )を出版した。又、孔子の教えをもとに忠義や孝行を大切にする学問を(10    )といい、江戸幕府が奨励した。江戸後期、町人や農民の子どもにも教育が広まり、読み・書き・そろばんなどを教えた庶民の教育機関を(11     )という。

文化の対策問題1の解答・解説

【問1】

  1. 元禄文化
  2. 井原西鶴
  3. 近松門左衛門
  4. 松尾芭蕉

【問2】

  1. 化政文化
  2. 小林一茶
  3. 十返舎一九
  4. 滝沢馬琴
  5. 葛飾北斎
  6. 歌川広重
  7. 本居宣長
  8. 解体新書
  9. 蘭学
  10. 儒学
  11. 寺子屋
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文化の対策問題2

次の(1)~(10)の文化名を答えよ。

(1)江戸を中心に発達。皮肉屋こっけいや喜ぶ。葛飾北斎の「富嶽三十六景」、歌川広重の「東海道五十三次」、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」

(2)日本の風土・生活感情にあった文化。かな文字の発明。紫式部の「源氏物語」

(3)唐・仏教の影響を受けた文化。聖武天皇の遺品を収めた正倉院。鑑真が唐招提寺を建立。約4500首を収めた「万葉集」が完成。

(4)足利義正が銀閣を造立。書院造。雪舟が水墨画を大成。

(5)大阪・京都の上方を中心とする町人文化。井原西鶴の浮世草子、近松門左衛門の人形浄瑠璃の台本、松尾芭蕉の俳諧、菱川師宣の浮世絵。

(6)飛鳥地方中心に聖徳太子の時代に栄えた仏教文化。法隆寺は現存する世界最古の木造建築。法隆寺釈迦三尊像。

(7)貴族の文化とともに素朴で力強い武士の文化が発達。東大寺南大門金剛力士像。法然・親鸞・日蓮などの新しい仏教。

(8)新興の商人や大名による豪華で雄大な文化。千利休が茶道を大成。

(9)足利義満が金閣を造立。観阿弥・世阿弥が能楽を大成。

(10)福沢諭吉の「学問のすゝめ」。1872年学制公布され、教育が普及。小林多喜二などのプロレタリア文学。

文化の対策問題2の解答・解説

【1】化政文化
【2】国風文化
【3】天平文化
【4】東山文化
【5】元禄文化
【6】飛鳥文化
【7】鎌倉文化
【8】桃山文化
【9】北山文化
【10】近代文化

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